資産を効率的に増やしていきたいのなら、ぜひ行いたいのが夫婦のマネー会議です。
私も家族でマネー会議を開いて、目標や現状の課題を共有しています。
今回はマネー会議とはなんぞや?というところから最初は聞きにくい相手の資産額の聞き方などもまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
マネー会議を開いてみよう
マネー会議とは?
マネー会議とは夫婦でお金について話し合う場のことです。
話す内容等は何でも良く、とりあえず夫婦でお金についての問題や目標を把握することが大切です。
マネー会議の準備
マネー会議を始める前に、いくつか準備をしておくとスムーズです。
データがあると便利!
話し合うときにはデータがあると便利ですね。
具体的には現在の総資産の内訳と家計簿(月次のキャッシュフロー)があるとわかりやすいですよ。
総資産の内訳
現在の総資産の内訳をグラフ化してあると共有しやすいです。
手書きのメモでもいいですし、Googleスプレッドシートを使うとボタン1つでチャートも作れるので便利です。
また資産の内訳もあると、後々投資を考えるときに参考になります。
家計簿(月次のキャッシュフロー)
夫婦で節約の事について話し合う場合は家計簿があると便利です。
毎月いくら入っていくら出て行っているのか、項目ごとにわかると話しやすいです。
家計簿を書いていない場合は、家計簿アプリ等でもオッケーです。
むしろ家計簿アプリの方が楽なので良いかもしれません。
相手が理系の場合、データを用意したらマネー会議にすごく前向きに興味を示したという話も聞きます。
できればデータを持ってマネー会議に挑むと実りある話し合いになりますよ。
夫婦のマネー会議の議題
ではマネー会議では何を話したら良いのでしょうか??基本的には自由に話しても良いのですが、そうすると逆に困ってしまう人もいると思いますので、議題をまとめてみました。
ほほう
順番に見ていきましょう。
お互いの資産の共有と目標設定
マネー会議をするならお互いの資産は全部公開したほうが理想的です。
でも夫婦別財布だし、お金のこと聞きにくいなぁ
そんな方も多いと思いますので、相手の貯金額の聞き方は後述します。
夫婦合算の資産額を把握できたら、次は目標の設定です。
何のためにどれぐらい増やしていきたいのか具体的な目標を共有しましょう。
この時大切なのは数字を追いかけるのではなく、何をしたいのか?の目標を大切にすることです。
5年後に家を買うために500万円貯金しよう!(目標)
今後の出費予定
欲しいものや今後こんな出費があるという情報を共有します。
例えば、うちの場合は1万円を超える出費の場合はその都度共有しています。
来月は結婚式でご祝儀30,000円かかるよ!
互いに出費を報告することで信頼度が上がります。
また無駄遣いのストッパーにもなりますね。
例えば私はよく福袋を買うのですが、あまりに買いすぎると夫からストップが入ります。
今後の働き方の方針
働き方は夫婦の資産に影響を与えるため、しっかり共有して話し合うのが大切です。
例えば…
- パートで50,000円稼ぐ
- 節約のために副業であと10,000円稼ぐ
- 育休のためしばらく収入が減る
- 残業時間を減らすので今後は収入が減る、など
パートナーに相談せずに自分の判断で働き方を変えてしまうと相手にかなり不信感を与えるので注意しましょう。夫婦喧嘩の元です。
今後の節約の方針
家計簿をつけてみると節約したい項目がいろいろ出てくるんですよね。
例えば…
- 節約シャワーヘッドにしたい
- 食洗機を使いたい
- 格安SIMにしたい
- 電気やガス会社のプランを見直したい
- 保険を見直したい、など
節約できるところはどんどん出てきます。
そして節約できるところを削り見直すのは楽しい作業でもあります。
特に固定費の削減など効果が高いものは達成感がありますので、ぜひ夫婦で取り組んで節約の楽しさを味わうのが良いでしょう!
節約って楽しい!
投資について
給料が下がり税金が上がる今の世の中では自分で稼ぐだけでは厳しいです。
そこで選択肢に上がってくるのが投資です。
夫婦ともに投資に積極的な場合は良いのですが、問題なのは相手に投資の苦手意識がある場合です。
投資は怖いイメージあるし嫌い
この場合無理に投資をさせてもうまくはいきません。
数回に分けてゆっくり話をするのがお勧めです。
そして、初心者さんにオススメの積み立てNISAで少額から始めてみるのが良いでしょう。
相手の貯金額を聞くポイント
上でも書きましたが、相手の貯金額を聞くのはなかなかハードルが高いです。
勢いで聞けるといいんですけど、タイミングを逃すとなかなか聞けなかったり…貯金額を聞くポイントをまとめてみました。
目的をしっかり言う
普段生きていて自分の貯金額を聞かれる経験なんてそうそうありません。
なのでいきなり聞かれると警戒してしまうこともあります。
え!?私の貯金が狙われている??
そのため貯金額を聞く目的は最初にはっきり伝えましょう。
目的の例
- 家の頭金を貯めたい
- 投資する前に資産の確認をしたい
- 子供の教育資金を貯めたい、など
自分の貯金額から言う
ビジネスマナーの「自分から名乗る」と一緒で相手の貯金額を聞く前に自分の貯金額から言うほうが良いでしょう。
私の貯金額は〇円、あなたのも教えて欲しいな
老婆心ながらここで注意ですが、相手が男性の場合、女性の貯金額が自分と差がありすぎると男の意地的なプライドから教えてくれなくなることがあります。
もしも差が大きく出そうな時は、気持ち少なめに申告するのも大人の対応だと思います。
追求しすぎない
相手に言いたくないお金もいろいろありますよね。
例えば結婚前の貯金、へそくり、相続など。
これらは相手から話出さない限りは聞くのはやめておいた方が無難です。
お金の事って夫婦喧嘩の原因にもなりやすいです。
さらっと聞いて追求はしない!これが大切だと思います。
ただし借金の有無は必ず聞くべし
上で追求しすぎないのが大切と書きましたが、借金だけは別です。
意外と一緒に住んでいても相手の借金の返済が滞らない限りは気がつかないものです。
聞きにくいとは思いますが借金があって良い事は1つもないので一度しっかりと聞いておきましょう。
定期的にマネー会議を開くと夫婦の絆が深まるかも!?
話しやすいようにいくつか議題もご紹介しましたが、これにこだわる必要はありません。
マネー会議では自由にお金のことを話し合いましょう。
夫婦で現状を把握し目標を共有することが大切です。
つまり二人三脚ですね。
同じ目標に向かって歩いていくと戦友同士みたいで夫婦の絆が深まる気がします!
ぜひ夫婦でマネー会議を開いてみてね
コメント
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