ぶっちゃけみんなどれだけ貯金があるの??これはかなり気になるところでは無いでしょうか。
今回は、資産額の高いいわゆる富裕層の実態に迫ってみました。
野村総合研究所の富裕層の調査という非常に興味深いデータがあるので、これを紐解いてみることにしましょう。さあ、結果はいかに!?
富裕層の世界ってどんなだろう??
富裕層の定義とは?
まず富裕層について定義をおさらいしてみましょう。
野村総合研究所では富裕層を1億円以上と定義しています。
つまりミリオネアの事ですね。
ミリオネア(資産1億ドル以上)なのね
野村総合研究所の定義が無条件で正しいわけでは無いですが、資産が1億円もあれば充分お金持ちではないでしょうか。
富裕層についてデータをもとにもう少し深掘りしてみましょう。
野村総研の資産ピラミッド
まずはこちらの資産ピラミッドをご覧ください。
野村総合研究所がデータをもとに作成した図です。
教科書に出てくるカースト制度のピラミッドではありませんよ。
資産額をクラス分けした図です。
マス層がピラミッドを支えているのが分かります。
その上にアッパーマス、準富裕層、富裕層、超富裕層と続きます。
上に行くほど数は少なくなっていますね。
超富裕層の割合
まずはピラミッドの頂点にちょこっとだけいる超富裕層(資産5億円以上)の割合を計算してみました。
超富裕層は約620世帯に1世帯です。
これは例えるなら1つの小学校の全生徒の中にいるかいないか位の割合ですね。
なかなか出会わないレアポケモンみたいな存在ではないでしょうか。
ちなみに、レアポケモンは東京港区に多く生息しているようです。
港区に行ったら、すれ違う人はもしかしたら超富裕層かも??
富裕層の割合
超富裕層まではいかなくてもピラミッドの上のほうに君臨して世の中を見下ろしているのが富裕層です。
こちらは資産が1億円以上、つまりミリオネアの方々ですね。
富裕層以上は約40世帯に1世帯です。
これは大体1クラスに1人いる位の割合です。(厳密に言うと世帯数なので人数換算ではまた割合は少し変わってくると思います)
もしかしたらその辺りですれ違っていそうです。
実際、富裕層にはコツコツ定年まで積み上げてきた普通のサラリーマン家庭も多いです。
努力して積み上げてきた結果ですね。
準富裕層の割合
準富裕層は資産が5000万円以上と定義されています。
準富裕層以上以上は11世帯に1世帯です。
だいぶ身近になってきましたね。
おそらく60代以上が多いのかなと感じますが、年齢の分布も気になるところです。
アッパーマス層の割合
アッパーマス層は資産が3000万円以上です。
こちらは4.5世帯に1世帯です。
まずは、アッパーマスを目標にする人も多いでしょう。
若い人でも、アッパーマスに達成している人がちらほらいます。
私も最初はアッパーマスを目指しました!!
資産ピラミッドのそれぞれの層を割合で見てみました。
具体的な数になると、想像しやすくなりますね。
このピラミッドを底から徐々に上り詰めていくのは楽しそうです。
給料が高い人の割合は?
先ほどは資産額に注目しましたが、給料に注目するとどうなるのでしょう?「給料2000万円以上」で区切って割合を計算してみました。
給料2000万円以上は250人に1人です。
(全国の給与所得者は約5000万人、そのうち給料2000万円以上は21万4146人)
超富裕層の割合まではいかなくとも、なかなかレアではないでしょうか。
注意して探さないと見つからなさそうです。
実際に、年収2000万円以上の給与所得者は企業の重役や役員クラスです。
ここまでくるとすごいですよね。
給料が高い人はどこに住んでいる?
年収が2000万円以上の給料の高い人はどこに住んでいるのでしょうか??都道府県別のデータがありますので、分布を見てみましょう。
東京、神奈川、大阪、愛知、兵庫
鳥取、島根、秋田、佐賀、福井
上位のエリアは人口の多い都道府県で占められています。
高い給料を払える企業はそれなりの大都市になってくるようですね。
世界のお金持ち
最後に世界のお金持ちを見てみましょう。
世界にはお金持ちがたくさんいます!それこそ日本の比較にはならないほどに。
資産30,000,000ドル(約33億円)の人は16万人います。
これはピラミッドの頂上の見えるか見えないか位の小さな店でしょうね。
国ごとの人数の分布を見てみましょう。
2位:中国(14,300人)
3位:日本(9960人)
4位:ドイツ(8070人)
5位:カナダ(5500人)
日本は3位なんですね。
ここまでくると、次元が違って見えます。
富裕層の実態のまとめ
富裕層の実態をご紹介しました。
資産ピラミッドなんて面白いデータがあるものですね。
データを俯瞰的に見ることでいろいろなことがわかって興味深いです。
私もピラミッドを徐々に登っていきたいなと思いました。
超富裕層は無理でも、何とか富裕層にはたどり着いてみたいものですね!皆様も一緒に家計管理や節約で資産を築いていきましょう。
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