皆様はふるさと納税の上限額をしっかり計算して寄付していることでしょう。
しかし、もし上限額を超えるとどうなるのでしょうか!?
実は私、ふるさと納税で上限値を超えて寄付しそうになっていたので、その体験を踏まえてどうなるのかご紹介したいと思います!
上限値の計算をもう一度してよかったです
おさらい/ふるさと納税の仕組み
まず簡単にふるさと納税の仕組みを振り返ってみましょう。
ふるさと納税は上限額の範囲で好きな自治体に寄付をして、上限額− 2000円が住民税から控除される仕組みです。
本来のあり方としては自分が選んだ自治体への寄付ですが、実際は「2000円で返礼品がゲットできるお得な制度」として使っている人が多いです。私もその1人です。
ちなみに、自分の住んでいる自治体に寄付をすると返礼品はもらえません。
上限を超えるとただの寄付になる
さてさて、ではふるさと納税の上限を超えるとどうなるのでしょうか?答えはシンプルで上限を超えた分はただの寄付になります。
ふるさと納税の仕組みは使えません。
※一応地方自治体への寄付の場合年収の40%までは寄付金控除は使えます
寄付する事は良い事ですが、もともと2000円で返礼品をお得にゲットしようと考えているわけですから、上限を超えたら本末転倒です。
なるべく避けたい事態ですよね。
ですので、上限値はしっかりと2〜3回位計算をしてチェックした方が良いです。
なぜ私は上限を超えてしまったのか!?
個人的な話ですが、私はふるさと納税の上限を超えて寄付し、慌ててキャンセルすることになりました。(30分以内でしたので、楽天の取引画面からキャンセルすることができました)
上限を超えてはだめなことは分かっていたはずなのに、なぜ超えてしまったのか?理由を振り返ってみました。
臨時収入を忘れていた
大体去年と月収やボーナスが変わらなかったので、年収も同じだろうと見積もっていました。
ですが、去年は臨時の収入があり一時的に年収が高くなっていたのでした。
臨時収入は忘れがちなので注意です。
ちなみに臨時収入って当時は嬉しかったのですが、1年も経つとすっかり忘れてしまうんだなと少し驚いています。
医療費控除の対象になった
持病の治療費等で今年は医療費控除の対象になっていました。
病院への課金が半端ないです
控除の対象になると、もちろんふるさと納税の限度額も下がります。
医療費控除以外にも、住宅ローン控除や保険控除など人によって受けられる控除が違います。
そして、控除って意外と忘れがちです。
詳細なシュミレーターを使うか、計算した上限ギリギリまで申請しないようにするのが良いでしょう。
サイトによって計算結果が違う
これは不思議で仕方ないのですが、ふるさと納税の上限額のシュミレーターってサイトによって計算結果が違います。
中にはこれは明らかに違うのでは?というシュミレーターも。
例えば年収1000万円独身扶養なしの上限値を計算してみると下のようになりました。
ふるさとチョイスは明らかに間違っているような…?
答え合わせで厚生労働省の早見表を見ると176,000円でした。
ということはフルナビが1番近いですね。
(私はふるさとチョイスのシュミレーターを使っていました)
注意!ふるさと納税はキャンセルができない
私はたまたまキャンセルできたから良かったですが、基本的にふるさと納税はキャンセルができません。
なぜなら、買い物ではなく寄付だからです。
キャンセルできるかどうかは自治体の対応によります。
おそらく忙しくなければキャンセルに応じてくれるんじゃないかとは思いますが、あまり期待せず、基本的にキャンセルはNGと思っていた方が良いでしょう。
ふるさと納税の上限を確認する方法
ではふるさと納税って自分で計算する以外に確認する方法は無いのでしょうか?
払いすぎても誰も教えてくれない
ふるさと納税は申請する段階で誰かが上限値を教えてくれるわけではありません。
ですので、もし払いすぎても誰も教えてくれません。
多めに寄付してくれてありがとう!と感謝されるだけです。
ふるさと納税の答え合わせは税額決定通知書
きちんと限度額内で申請できたどうか?は次の年の5~6月頃に送られてくる税額決定通知書を見ます。
つまり、ふるさと納税を申請する段階ではわからず、答え合わせできるのが次の年の5~6月なんです!(ちょっと遅いですよね…)
さてこの税額決定通知書の控除額がご自身の寄付金額− 2000円になっていれば正しく控除されています!次のふるさと納税を払いすぎないためにも、ここは必ずチェックしましょう。
ふるさと納税を払いすぎないためにできる事
ふるさと納税が限度額内なのかどうかは次の年になるまで分かりません。
という事は自分でしっかり気をつけないといけないのですね。
ふるさと納税を払いすぎないためにできる事を以下にまとめてみました。
私も来年は気をつけようと思います!
ふるさと納税の計算をするときはしっかりチェックしよう
ふるさと納税の上限額はしっかりチェックしようねというお話でした。
正直、気がつかないで上限額を超えている人は意外と多いのではないかと思います。
払いすぎないためにも、2〜3回はシミュレーションサイトを変えて計算してみると良さそうです!
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